." Copyright (c) 2006, 2010, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. ." .TH jhat 1 "06 Apr 2010" ." Generated from HTML by html2man (author: Eric Armstrong) .LP .SH "名前" jhat \- Java ヒープ解析ツール .LP .RS 3 .TP 2 o 形式 .TP 2 o パラメータ .TP 2 o 説明 .TP 2 o オプション .TP 2 o 関連項目 .RE .LP .SH "形式" .LP .LP .nf \f3 .fl \fP\f3jhat\fP [ \f2options\fP ] .fl .fl .fi .LP .SH "パラメータ" .LP .LP .RS 3 .TP 3 options オプションを使用する場合、コマンド名の直後に記述してください。 .br .TP 3 heap\-dump\-file ブラウズ対象となる Java バイナリヒープダンプファイル。複数のヒープダンプを含むダンプファイルの場合、「foo.hprof#3」のようにファイル名の後に「#」を付加することで、ファイル内の特定のダンプを指定できます。 .SH "説明" .LP .LP \f3jhat\fP コマンドは、java ヒープダンプファイルを解析し、Web サーバーを起動します。 jhat を使えば、お好みの Web ブラウザを使ってヒープダンプをブラウズできます。 jhat は、「ある既知のクラス「Foo」のすべてのインスタンスを表示する」といった、事前に設計されたクエリのほか、\f3OQL\fP (\f3O\fPbject \f3Q\fPuery \f3L\fPanguage) もサポートします。OQL のヘルプには、jhat によって表示される OQL ヘルプページからアクセスできます。デフォルトポートを使用する場合、OQL のヘルプは http://localhost:7000/oqlhelp/ で利用可能です。 .LP .LP Java のヒープダンプを生成するには、いくつかの方法があります。 .LP .RS 3 .TP 2 o jmap(1) の \-dump オプションを使って実行時にヒープダンプを取得する。 .TP 2 o jconsole(1) のオプションを使って .na \f2HotSpotDiagnosticMXBean\fP @ .fi http://java.sun.com/javase/6/docs/jre/api/management/extension/com/sun/management/HotSpotDiagnosticMXBean.html 経由で実行時にヒープダンプを取得する。 .TP 2 o \-XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError VM オプションを指定すると、OutOfMemoryError のスロー時にヒープダンプが生成される。 .TP 2 o .na \f2hprof\fP @ .fi http://java.sun.com/developer/technicalArticles/Programming/HPROF.html を使用する。 .RE .LP .LP \f3注:\fP このツールは\f3試験的なもの\fPであり、将来の JDK のバージョンでは\f3利用できなくなる\fP可能性があります。 .LP .SH "オプション" .RS 3 .TP 3 \-stack false/true オブジェクト割り当て呼び出しスタックの追跡を無効にします。ヒープダンプ内で割り当てサイト情報が使用できない場合、このフラグを false に設定する必要があります。デフォルトは true です。 .TP 3 \-refs false/true オブジェクトへの参照の追跡を無効にします。デフォルトは true です。デフォルトでは、ヒープ内のすべてのオブジェクトについて、バックポインタ (指定されたオブジェクトをポイントしているオブジェクト。 参照者または受信参照とも呼ばれる) が計算されます。 .TP 3 \-port port\-number jhat の HTTP サーバーのポートを設定します。デフォルトは 7000 です。 .TP 3 \-exclude exclude\-file 「到達可能なオブジェクト」のクエリから除外すべきデータメンバーの一覧を含むファイルを指定します。たとえば、このファイルに \f2java.lang.String.value\fP が含まれていた場合、特定のオブジェクト「o」から到達可能なオブジェクトのリストを計算する際に、\f2java.lang.String.value\fP フィールドに関連する参照パスが考慮されなくなります。 .TP 3 \-baseline baseline\-dump\-file ベースラインとなるヒープダンプを指定します。両方のヒープダンプ内で同じオブジェクト ID を持つオブジェクトは「新規ではない」としてマークされます。その他のオブジェクトは「新規」としてマークされます。これは、異なる 2 つのヒープダンプを比較する際に役立ちます。 .TP 3 \-debug int このツールのデバッグレベルを設定します。0 は「デバッグ出力なし」を意味します。より大きな値を設定すると、より冗長なモードになります。 .TP 3 \-version\ バージョン番号を報告したあと、終了します。 .TP 3 \-h\ ヘルプメッセージを出力して終了します。 .TP 3 \-help\ ヘルプメッセージを出力して終了します。 .TP 3 \-J\ jhat が実行されている Java 仮想マシンに を渡します。たとえば、512M バイトの最大ヒープサイズを使用するには、\-J\-Xmx512m とします。 .RE .LP .SH "関連項目" .RS 3 .TP 2 o jmap(1) .TP 2 o jconsole(1) .TP 2 o .na \f2hprof \- ヒープおよび CPU プロファイリングツール\fP @ .fi http://java.sun.com/developer/technicalArticles/Programming/HPROF.html .RE .RE