." Copyright (c) 2006, 2010, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. ." .TH jrunscript 1 "06 Apr 2010" ." Generated from HTML by html2man (author: Eric Armstrong) .LP .SH "名前" jrunscript \- コマンド行スクリプトシェル .LP .RS 3 .TP 2 o 形式 .TP 2 o パラメータ .TP 2 o 説明 .TP 2 o オプション .TP 2 o 引数 .TP 2 o 例 .TP 2 o 関連項目 .RE .LP .SH "形式" .LP .LP .nf \f3 .fl \fP\f3jrunscript\fP [ \f2options\fP ] [ arguments... ] .fl .fi .LP .SH "パラメータ" .LP .LP .RS 3 .TP 3 options オプションを使用する場合、コマンド名の直後に記述してください。 .TP 3 arguments 引数を使用する場合、オプションまたはコマンド名の直後に記述してください。 .RE .LP .SH " 説明" .LP .LP .LP \f3jrunscript\fP はコマンド行スクリプトシェルです。 jrunscript は、対話型 (読み取り \- 評価 \- 出力) モードとバッチ (\-f オプション) モードの両方のスクリプト実行をサポートします。これはスクリプト言語に依存しないシェルです。デフォルトの使用言語は JavaScript ですが、\-l オプションを使えばほかの言語も指定できます。jrunscript は、Java とスクリプト言語との通信によって「探求的なプログラミング」スタイルをサポートします。 .LP .LP \f3注:\fP このツールは\f3試験的なもの\fPであり、将来の JDK のバージョンでは\f3利用できなくなる\fP可能性があります。 .LP .SH "オプション" .LP .LP .RS 3 .TP 3 \-classpath path スクリプトからのアクセス対象となるユーザーの .class ファイルの検索場所を指定します。 .TP 3 \-cp path \-classpath \f2path\fP と同義です。 .TP 3 \-Dname=value Java のシステムプロパティーを設定します。 .TP 3 \-J jrunscript が実行されている Java 仮想マシンに を渡します。 .TP 3 \-l language 指定されたスクリプト言語を使用します。デフォルトでは JavaScript が使用されます。ほかのスクリプト言語を使用するには、対応するスクリプトエンジンの JAR ファイルも指定する必要があります。 それには、\-cp、\-classpath のいずれかのオプションを使用します。 .TP 3 \-e script 指定されたスクリプトを評価します。このオプションを使えば、コマンド行にすべてが指定された「1 行」スクリプトを実行できます。 .TP 3 \-encoding encoding スクリプトファイルの読み取り時に使用する文字エンコーディングを指定します。 .TP 3 \-f script\-file 指定されたスクリプトファイルを評価します (バッチモード)。 .TP 3 \-f \- 標準入力からスクリプトを読み取り、それを評価します (対話型モード)。 .TP 3 \-help\ ヘルプメッセージを出力して終了します。 .TP 3 \-?\ ヘルプメッセージを出力して終了します。 .TP 3 \-q\ 利用可能なすべてのスクリプトエンジンを一覧表示したあと、終了します。 .RE .LP .SH "引数" .LP .LP [arguments...] が存在していて、かつ \f3\-e\fP、\f3\-f\fP のいずれのオプションも使用されなかった場合、最初の引数がスクリプトファイルとなり、他の引数が存在する場合はスクリプト引数として渡されます。[arguments..] が使用され、かつ \f3\-e\fP、\f3\-f\fP のいずれかのオプションが使用された場合、すべての [arguments..] がスクリプト引数として渡されます。[arguments..]、\f3\-e\fP、\f3\-f\fP がどれも存在しなかった場合は、対話型モードが使用されます。スクリプトからスクリプト引数を使用するには、「arguments」という名前の String 配列型のエンジン変数を使用します。 .LP .SH "例" .LP \f3インラインスクリプトの実行\fP .LP .RS 3 .LP .nf \f3 .fl jrunscript \-e "print('hello world')" .fl jrunscript \-e "cat('http://java.sun.com')" .fl \fP .fi .RE .LP \f3指定された言語を使用し、指定されたスクリプトファイルを評価する\fP .LP .RS 3 .LP .nf \f3 .fl jrunscript \-l js \-f test.js .fl \fP .fi .RE .LP \f3対話型モード\fP .LP .RS 3 .LP .nf \f3 .fl jrunscript .fl js>print('hello world'); .fl hello world .fl js>34 + 55 .fl 89 .fl js> thread(function() { print('hello world'); } .fl hello world .fl js> .fl \fP .fi .RE .LP \f3スクリプト引数を指定してスクリプトファイルを実行する\fP .LP .RS 3 .LP .nf \f3 .fl jrunscript test.js arg1 arg2 arg3 .fl \fP .fi .RE .LP test.js が実行対象となるスクリプトファイルであり、arg1、arg2、および arg3 はスクリプト引数としてスクリプトに渡されます。スクリプトは「arguments」配列を使ってこれらにアクセスできます。 .SH "関連項目" .LP .LP JavaScript が使用される場合、jrunscript は、最初のユーザー定義スクリプトを評価する前に、いくつかの組み込み関数や組み込みオブジェクトを初期化します。これらの JavaScript 組み込み機能については、jsdocs を参照してください。 .LP